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第98回全国高校サッカー選手権大会

4037校の頂点を決める大会になります。3年間の青春を掛けて都道府県を勝ち上がり、48校(東京都2校)が激戦を繰り広げる熱き高校生の闘いでもあります。

私が学生時代の全国強豪校と言えば北海道の室蘭大谷、宮城から仙台育英、石川は星陵、東京は帝京、千葉の市立船橋、埼玉は武南、強豪校ひしめく静岡では清水商業、清水東、藤枝東、神奈川だと桐蔭学園、三重県から四日市中央工業、四国勢では徳島市立、九州と言えば国見、鹿児島実業など(偏った記憶ですみません)

各学校にはスター選手がいて後のJリーガーへと。

Jリーグがなかったあの頃とは違い、すでにJチーム内定選手がいるなど違った視線での楽しみ方もあります。ユース年代にはJ下部組織のクラブチームがあり、質の高い選手が多数在籍しているため、高校サッカーがユース年代の全てではありません。しかしユース年代では、各地域でクラブと高体連がしのぎを削る県内リーグや地区で成り立つプリンスリーグ、最高峰のプレミアリーグがあり、頂点を決める高円宮杯もあります。

2019年のプレミアリーグ・高円宮杯で青森県代表 青森山田高校が優勝したので、ユース年代の王者として高校サッカー選手権大会に出場します。

久しぶりの高校サッカー冬の選手権大会観戦。そんな選手権を人生初観戦しました。

【気づいたことがいくつかあります】

・今の高校生のレベルが高いこと

・歌手でメジャーデビュー前の三阪咲さん(16)の歌が上手いこと。

・青春の1ページがそこにあることです(笑)

選手はもちろんのことメンバーに入れなかった部員。ご家族や学校関係者及び在校生・卒業生、チアリーディング、吹奏楽部など。躍動感ある応援を目の当たりにして「良いな、青春だな」と感じました。

実は大会前から注目していた学校がありました。

サッカーのまち静岡県代表・静岡学園です。友人の息子さんが在籍していて、影ながら応援しておりました。彼とは小学生の頃に1対1をした記憶があります。k君も今や高校3年生。しかも部員数260名でテクニック集団のキャプテンとして出場するので期待と楽しみでワクワクです。

ご存じの方もいる思いますが、結果はテクニック集団の静岡学園が優勝!

私は準々決勝 徳島市立戦を観戦しましたが、圧倒的な攻撃力で試合を制してました。先制点のセットプレーでk君が得点を決めて嬉しかったです。

準決勝 対矢板中央戦。では終始攻撃しながら鉄壁の守りが崩せずPK戦か!?と誰もが思ったアディショナルタイム。エース松村選手(10番)がドリブルで仕掛けてPK獲得で勝利。これで勝利の女神が微笑んだ気がします。

決勝戦 ユース世代の絶対王者・青森山田。0-2で前半終了かと誰もが思った残り数分で1点返し。反撃の狼煙と後半へ。ピッチ上では静学が終始圧倒しておりました。結果は大逆転の3-2!

全国優勝での「ビバ静学」は至福なことでしょう!

勝負ごとなので勝ち負けは致し方有りませんが、両校とも素晴らしいチームでした!

高校サッカーの幕は閉じましたが、未来ある人生へステップアップです。次のステージでの活躍を楽しみにしております!