治療や施術

産後のケア①

当院には、沢山の妊婦さんや産後の患者様の来院がある中で「出産後のケアがわからない。」「トレーニング方法は?」、「これから出てくる症状は?」など話にあがります。

自然分娩、無痛分娩、帝王切開(経過による)、産後の経過が良好で1ヶ月以降と考えてのことになりますのでご了承下さい。

産後は、今までお腹にいた赤ちゃんがいなくなり、10ヶ月をかけて体型変化した状態から、もとの体型に自己修正するのですが、そこには妊娠前の骨格筋はなく、出産に必要な骨盤が開いた体型であります。

写真を見てもらえるとおわかりの通り、大きなお腹から産後は著しい筋力低下が見られるのは体幹部になります。では、これらをどうすればいいか?

 

もうお分かりだと思いますが体幹部のトレーニングです。

では腹筋をすれば良いのね。

と考える方が多数おられると思いますが、そんな単純ではありません。かといって難しくもありません(笑)

 

体幹部分は腹直筋(シックスパックのところがイメージしやすいですね)、腹横筋(横っ腹)、横隔膜(肺と胃の間にある)、骨盤底筋群(体幹部の底)と大まかに4箇所からなります。

 

これらをトレーニングすることにより、元の体型に戻り易くなります。

 

骨組みとなる骨格は、骨格筋つまり筋肉に覆われて構築され、筋肉がないと正しい場所には戻れません。

もちろん立つことも出来ませんから、筋肉と筋バランスはとても大切なのです。

(体幹部だけではなく臀部、大腿部、股関節周囲部も必要です)

つづく